紅蘭麻（くらま）姫は、くノ一である桃花と楓を引き連れ幽閉されていた城から脱出を試みる。
それに気づいた幻斉は、修羅と百々目に連れ戻すように命じた。
やがて、紅蘭麻（くらま）姫らは逃げる途中で修羅が率いる部隊に捕まることに…。
頑として城に戻ることを拒否し続けた紅蘭麻（くらま）姫は崖から飛び降り、月に向かって「呀宇種（ガウス）」を導くよう願うが…。

時は変わりここは現代。中村大輔は恋人・葉月とデート中。
恋人としての一線を越えようとするまさにその時、大輔の首筋にあるアザが光り、月へと導かれるように吸い込まれていく…。
時代を超えて出会った大輔と紅蘭麻（くらま）姫。
しかも大輔は紅蘭麻（くらま）姫の下から離れ、一人でいるところに百々目に誘われ、城へと連れて行かれることに…。
「呀宇種（ガウス）」である彼は一体どんな力を秘めているのか？
紅蘭麻（くらま）姫らは彼を探すことになるが…。