母親がイギリス人で、海外で育まれた麗人の血を色濃く受け継いでいる“明姫咲（あけひめさき）”には、誰にも言えない秘密があった。
それは、学校の教師である“柘植彰人（つげあきと）”と交際をしているということ。
誰にも言えない秘密の恋、その背徳感と初めて付き合うということに胸を高鳴らせる咲。
だが、そんな光景を見ている影がいた…。
ある日、彼女の携帯に一本の電話が入る。
「あの男に二度と会うな。さもないと…」。
咲はその電話を不審に思いながらも直後に掛かってきた“彰人”からの呼び出しに応じて外出することに。
彼女は知らなかったのだ、その行く先に恥辱に満ちた罠が待っているという事を…。